2015年4月14日火曜日

映画:『沖縄 うりずんの雨』 監督:ジャン ・ユンカーマン2015/6/20公開



なんとなく、降りそうでふらない午後、出来たてホヤホヤの湯気の立つ映画を観た。ジャン・ユンカーマンが監督だ。ちょうど沖縄の「うりずん」の季節だという。今日のように、冬が終わって大地が潤い、芽吹き始める。そんなタイトルの映画「沖縄 うりずんの雨」。
沖縄・渡嘉敷島の歌人は「うりずんの 雨は血の雨 涙雨 礎の魂 呼び起こす雨」(小みねもと子)と詠む。美しいことがはじまりそうなタイトルに込めらた不屈の人々の思いが、その湿った空気と共に深く染みわたり、滴る怒りとなって天に突き刺さる。
2時間28分の映画は、4部に別れている。1部から「沖縄戦」「占領」とあり、「凌辱」「明日へ」と続く。今の激しい闘いのみに焦点を当ててはいない。長い歴史の中で沖縄の置かている今の状況とはなんなのかを示している。

映画は、ペールー提督の18535月の沖縄上陸からはじまる。その時のペールーは、浦賀入港(同年7月8日)に備え、首里城を攻撃したり、物資を調達したりしている。つまり、思うがままに振る舞えるように、占領したといってもいい。それは、今の米軍(アメリカ)の姿勢と同じ。なぜここからはじまったかも頷ける。今の激しい闘いのみに焦点を当ててはいない。近代から現在にいたる長い歴史の中で沖縄の置かれている今の状況とはなんなのかを示している。

米兵の沖縄上陸戦

沖縄戦が、米軍側また日本側の映像と元兵士によって語られる。悲惨を極めた沖縄戦の戦闘場面の映像は何度か見ているし、元日本兵の話も聞いているが、新しい感じもする。それは、新たに発見された米軍側の記録映像も使われていたからかもしない。機関銃(戦争用語は全くわからないので、違うかもしない)は、必ず1台ではなくて3台できた。だから、どの方角からくるか分からなかった。洞窟もいたるところにあり、思いがけないところから日本軍が撃ってきたと。
もちろん、沖縄の人たちのガマのはなし、降伏と自決との逡巡、自決した人たちのへの思いなども語られる。
私はまだ若い頃、チビチリガマへ行ったことを思い出していた。あの時の戦績を巡る旅は、沖縄戦をリアルに考えられるようになるスイッチだった。まだお若い知花昌一さんが案内してくださった。ガマの床土が、よく使い込まれた三和土(たたき)のように黒光りしていたのが、忘れられない。亡くなった方の血や脂がしみたのだという。映画でもちらっと写っていてた洞窟に残された日用品が、私たちを打ちのめした。みんなヒソヒソ声で、無口になった。知花さんは、掘れば遺骨が出てくるかもしないから、掘ってもいいですよといったが、だれも手が出なかった。出しようがなかったというべきか。みんな受け止めかねていたのだから。
映画は、それら無数の洞窟から助けられ、あるいは撃ったり、撃たれたりしたようすが語られる。静かな語り口で話す元米兵に、手柄話的影は微塵もない。


12歳の少女の事件が

今日の沖縄闘争のきっかけ



戦後の沖縄は、主権を奪われ、日本本土からも見捨てられて植民地化していく。

日本へ行く兵士に先輩兵士は、事もあろうに沖縄は我らを歓迎しているという間違った情報が伝えられているという。それを真に受けて若い兵士の中には、軽い気持ちで女性に手を出す人も出てくる。あちこちで起こる事件にならないレイプ事件。コップの水があふれ出たのは、12歳の少女に対する事件だった。
この事件と、琉球大学へのヘリコプター墜落事件、それに絡む米軍の対応は、沖縄の人々の中に、大きな鉛の塊のように沈み、今に続く基地反対運動のエネルギーの枯れない源になったと言える。その大きなうねりの中で、これまで米国の兵士は「事件」を起こしても、日本で服役をしたことはなかったが、今回は違った。彼らは日本の裁判所で裁か、6年から7年の懲役刑になって日本の刑務所に収監された。事件に関与した3人の米兵は、それぞれ刑期を終えて帰国している。
その3人にインタビューを試みる。一人はすでに他界し、主犯の一人は拒否する。インタビューを受けた元米兵は、未だに職を転々としていて事件も起こしている。その彼が、なんであのようなことをしたのかと素直に悔やみ、決して許されないだろうと。彼の更生は、このインタビューからはじまったと思えるものだった。


アメリカ市民との共闘は

アメリカ本国では、軍隊内での女性兵士たちへのセクハラが大きく取り上げられるようになった。本人や家族の証言が続く中で、この膠着状態の沖縄の基地撤去の問題も、同じ被害者として共闘出来ると思えた。
それは、「178の若者が行く戦争」と言うところでも然り。沖縄を撮り続け、米兵の中にある人種差別を知り、そこに沖縄と日本、日本とアメリカの差別を重ねる写真家の石川真生さんの経験からも然りだろう。

基地のフェンスに、メッセージを書く人たちがいた。プラスチックの紐を結び、カラーの粘着テープを貼っていく。その手際のよさ。「綺麗でしょう。なんできたないと言うのかしら」と。その手際のよさと言葉の意味は、あとになってわかる。基地をなんとかしたい人たちだけが沖縄にいるわけではないと。そのことも私たちは、忘れてはならないと肝に銘じた。

基地のフェンスに、メッセージを書く人たちがいた。プラスチックの紐を結び、カラーの粘着テープを貼っていく。その手際のよさ。「綺麗でしょう。なんできたないと言うのかしら」と。その手際のよさと言葉の意味は、あとになってわかる。基地排除の人たちだけが沖縄にいるわけではないと。そのことも私たちは、忘れてはならないと肝に銘じた。

そんなことを発見しながら、2時間半あまりが過ぎていった。
ジャン・ユーカーマン監督は、沖縄に駐留した経験がある。そのとき、沖縄の人の「不屈の精神」に触れ、感銘を受けたという。その体験が浄化され、ここに再現された観がした。欲を言えば、もう少し「なぜこんなにこじれたのか」という、今の沖縄を突っ込んで欲しかった。そこが大問題なのだから。

この映画は、70年目の沖縄慰霊の日に合わせて620日に東京・岩波ホール、沖縄・桜坂劇場ほかにて公開される。
2015-4-13
*********************************************************************************
シグロ30周年長編ドキュメンタリー映画
2
時間28分 2015年シグロ作品
ジャン・ユンカーマン監督
企画・製作:山上徹二郎 製作:前澤哲爾、前澤眞理子
撮影:加藤孝信、東谷麗奈 整音:若林大記 音楽:小室等
**********************************************************************************




2014年12月12日金曜日

小さな勝利の積み重ね 原発稼働ゼロ/勝利日記No.2・2014-12-6~

【原発稼働ゼロ 勝利516日目】2014-12-19

どんどん再稼働に切り替わっていきます。高浜もひどい!!!17日の新聞だけど、高浜の再稼働について川内に続いて、適合になったが、それは不適当ではないかと指摘している。





【原発稼働ゼロ 勝利515日目】2014-12-18


今日は東海2号機廃炉訴訟の第8回口頭弁論期日で、水戸の裁判所で行われました。私は行かなかったけれど、どうだったのでしょうか。霞ヶ関経産省前のテント裁判も、突然結審宣言がなさて、2月には、結審して即強制代執行で撤去させられそうです。そうなると、川内のテントも、他の地域のテントも危なくなりそうです。運動にとって、テントは大事。でも、そうなったらまた新しい戦術を考えて続けるだけです。

【原発稼働ゼロ 勝利514日目】2014-12-17

今週末のレイバーフェスタの川柳の選句をして、仲間と紹興酒を飲んで帰ってきたら、もうこの内容が書けない。ごめんなさい。

テントが危ないです。


【原発稼働ゼロ 勝利513日目】2014-12-16

小さな勝利の継続中。でも、テントの年越しは、今年が最後では?という予測!!! 何しろ裁判長の気分で(そんなことあり得ない。どこかのだれかが、ちょこっとプッシュしたような、しないような)、審議途中で結審へ舵を切ったから。
でもとりあえず、今日は再稼働しなかった。
ところで富山の方に住んでいる私の友人は、いつも手作りの様々なケーキや、お菓子を作っては、地元のチューリップ祭りとかで、販売をしている。小麦を使わないとか、白砂糖フリー。考えらない独創的なお菓子。以前に一緒に活動していた頃は、委員会に持ってきてくれたりしていた。でもその頃とは格段に進化しているらしい。何より驚くのは、決して大量に作らないこと。人気があっても媚びたりせずに、自分のペースでやっていることがうかがえるやり方。きっと昔は、みんなそうだったのではないか?美味しいから、人気があるからと大規模化して、いつの間にか品質が落ちるやり方ではなく、丁寧に限定製品を作っていく。写真のごまプリンは、委託販売なのか、◎日までどこそこで販売!!! というやり方。それがいいと思う。
資本主義の対極にある、生活である。小さな娘ずれで、毎月公園でのお祭りには、参加してきた。
資本主義が、原発を作らせ、使用済み核燃から核兵器を作っている。敵は「資本主義」なのだ。

【原発稼働ゼロ 勝利513日目】2014-12-16
小さな勝利の継続中。でも、テントの年越しは、今年が最後では?という予測!!! 何しろ裁判長の気分で(そんなことあり得ない。どこかのだれかが、ちょこっとプッシュしたような、しないような)、審議途中で結審へ舵を切ったから。
でもとりあえず、今日は再稼働しなかった。

ところで富山の方に住んでいる私の友人は、いつも手作りの様々なケーキや、お菓子を作っては、地元のチューリップ祭りとかで、販売をしている。小麦を使わないとか、白砂糖フリー。考えらない独創的なお菓子。以前に一緒に活動していた頃は、委員会に持ってきてくれたりしていた。でもその頃とは格段に進化しているらしい。
何より驚くのは、決して大量に作らないこと。人気があっても媚びたりせずに、自分のペースでやっていることがうかがえるやり方。きっと昔は、みんなそうだったのではないか?美味しいから、人気があるからと大規模化して、いつの間にか品質が落ちるやり方ではなく、丁寧に限定製品を作っていく。写真のごまプリンは、委託販売なのか、◎日までどこそこで販売!!! というやり方。それがいいと思う。
資本主義の対極にある、生活である。小さな娘ずれで、毎月公園でのお祭りには、参加してきた。
資本主義が、原発を作らせ、使用済み核燃から核兵器を作っている。敵は「資本主義」なのだ。
ごまプリン


【原発稼働ゼロ 勝利512日目】2014-12-15

衆議院選挙での野党大敗、11議席減らしたものの、自民単独過半数をとれたのは、勝利というより敗北宣言したほうがいいと、突っ込まそうだ。でもそんなことどうでもいい。もっと長いスケールで考えたい。今日も原発動かなかったじゃないの!!!写真は、◇本さんにいただいたバッチ。最後の1週間つけていたが……。


投票して変えよう    投票しなけりゃ変わらない

【原発稼働ゼロ 勝利511日目】2014-12-14

投票の日。そしてまたしても自公が過半数議席を獲得した。
だからと言って、勝手はさせない。訴訟を起こそう。全原発で!!!
2重3重に、いろんな理由で裁判しよう
その間は、いくらなんでも再稼働はしないだろう。
大好きな菊地文代さんとツーショットも撮ってもらった。今年は、文代さん関係で2本上映。しかも、最初と最後だったので、1日付き合ってくださった。


今日の映画祭の写真。本当は、朝からupしていくつもりだったのに、スマホが重くってupできなかった。
菊地文代さんと

【原発稼働ゼロ 勝利510日目】2014-12-13

久しぶりにNHKの番組をみた。選挙特集で各党首の街頭演説を流していたが、安倍ばかり長い。議席数に比例しているのかと勘ぐったが、それって公平じゃないと思う。
写真は、たまたま絵画館前を通ったので、ここも壊される? ついでに、国立競技場も眺め、行き先の日本青年館も、今年取り壊される。一体オリンピックって、何なのかと考えちゃいました。


正徳絵画館 オリンピックで壊さる
国立競技場 オリンピックで壊さる

日本青年館 オリンピックで壊さる

【原発稼働ゼロ 勝利509日目】2014-12-12

今日も、日本の原発はどこも動いていなかった。
今日の新聞に、川内原発の再稼働は、知事の同意で決定したように見えるが、実はまだ争点は残っていると書いてあった。2つの書類が不備なのだという。脱原発の市民団体は原子力規制庁に、安易な審査はしないよう追及したとか。
このような、一言が少しでも稼働を止める力になっていくことだろう。
みんな、頑張ろうね。

【原発稼働ゼロ 勝利509日目】2014-12-12
今日も、日本の原発はどこも動いていなかった。
今日の新聞に、川内原発の再稼働は、知事の同意で決定したように見えるが、実はまだ争点は残っていると書いてあった。2つの書類が不備なのだという。脱原発の市民団体は原子力規制庁に、安易な審査はしないよう追及したとか。
このような、一言が少しでも稼働を止める力になっていくことだろう。
みんな、頑張ろうね。

「土井たか子さんありがとう ! 思いを引き継ぐ集い」が今日あって、そこでも筋の通ったおたかさんについて、色々な人がそれぞの言葉で語っていたそうだ。
この集まりの呼びかけ文も素晴らしい。
<落合恵子さんが書かれた呼びかけ文> 
 「いま、ここに、土井たか子さんがおられたら…」  
 壁にぶつかるたびに、いったい何度そう考えてきたことでしょう。 そしてそれは、これからもずっと続くことかもしれません。 息苦しい時代と社会が、わたしたちの目の前にそびえたっています。 そして、内閣だけの判断で憲法解釈を変えていいという暴挙が罷り通る時代に私たちはいます。 しかし、こんな時だからこそ、土井さんのあの揺るぎない思想と姿勢を心に刻み、暮らしましょう。 土井たか子さんがわたしたちに手渡してくださった数々の贈りもの。 
 憲法をさらに自分に引き寄せ、いのちを阻むものには果敢にNOと言い、より声の小さい側に置かれたひとへの想像力を働かすこと、そうしてどんな困難からも逃げずに正面から立ち向かうこと…。 贈られた宿題をもう一度それぞれのわたしがしっかりと素手で握りしめ、さらに自分に引き寄せる一夜をご一緒しましょう。  今度はわたしたちが「山を動かす」のです。 喪失の深い悲しみを心に据えながらしかし、明日を拓く希望を失わずに。 二〇一四年一一月     落合恵子

写真は、友人の柴ようこさん撮影

「土井たか子さんありがとう ! 思いを引き継ぐ集い」が今日あって、そこでも筋の通ったおたかさんについて、色々な人がそれぞの言葉で語っていたそうだ。
この集まりの呼びかけ文も素晴らしい。
<落合恵子さんが書かれた呼びかけ文>
 「いま、ここに、土井たか子さんがおられたら…」 
 壁にぶつかるたびに、いったい何度そう考えてきたことでしょう。 そしてそれは、これからもずっと続くことかもしれません。 息苦しい時代と社会が、わたしたちの目の前にそびえたっています。 そして、内閣だけの判断で憲法解釈を変えていいという暴挙が罷り通る時代に私たちはいます。 しかし、こんな時だからこそ、土井さんのあの揺るぎない思想と姿勢を心に刻み、暮らしましょう。 土井たか子さんがわたしたちに手渡してくださった数々の贈りもの。
 憲法をさらに自分に引き寄せ、いのちを阻むものには果敢にNOと言い、より声の小さい側に置かれたひとへの想像力を働かすこと、そうしてどんな困難からも逃げずに正面から立ち向かうこと…。 贈られた宿題をもう一度それぞれのわたしがしっかりと素手で握りしめ、さらに自分に引き寄せる一夜をご一緒しましょう。  今度はわたしたちが「山を動かす」のです。 喪失の深い悲しみを心に据えながらしかし、明日を拓く希望を失わずに。 二〇一四年一一月     落合恵子
写真は、友人の柴ようこさん撮影

【原発稼働ゼロ 勝利508日目】2014-12-11

(2012 年5月6日~6月30日までの56日と、2013 年9月16日からの452日の合計)


508回目の勝利!!! 1秒ごとに、みんなの力が結集してくる感じ!!!
今日選挙に行った。14日は国際有機農業映画祭なので、期日前投票!!! しかも、今日行こう思って、投票用紙をバッグに入れていたけど、すっかり忘れていた。出かけて帰りの電車で眠ってしまい、気がついたら乗り越していた。それで急に思い出して、その駅から投票所が近かったので、してきたというわけ!!!
みなさんも、投票に行きましょう!!! とりあえず、原発を動かさない人に一票を!!!
そして、「国民を守る」という名目で(第2次大戦では、日本国は国民を捨てた)、軍隊を持とうとしない党へですね。
写真は、二本松に縁農に行ったとき、農家の方にいただいた「黒にんにく」。24時間炊飯器で保温するそうだ。美味しくて、毎日1粒食べていたら、テンション上がり過ぎたので、ギヤーがローの日に食べることにする。もう半分しか残っていないけど!!!

【原発稼働ゼロ 勝利507日目】2014-12-10

(2012 年5月6日~6月30日までの56日と、2013 年9月16日からの451日の合計)
今日は、507回目の小さな勝利。
秘密保護法施行の日。でもね、秘密保護法の裁判している人も言っていたように、これからだって止められる。みんなでNOと言おう。
今日の写真は、ミュンスターの大聖堂にある宇宙時計。これ一つで、太陽から、月、星、時間全てがわかるそうだ。でもね、大問題があります。読み方のわからない人は、いくら眺めても、ただの綺麗な歯車と針。
私も、想像を楽しみながら、見たけど、宇宙の神秘までは、実感できなかった。
ひとつ、動かすことで、宇宙の全てに影響すると言うことは……、秘密保護法や、集団的自衛権と絡めて、考えちゃいます。

【原発稼働ゼロ 勝利506日目】2014-12-09

(2012 年5月6日~6月30日までの56日と、2013 年9月16日~2014 年12月9日までの449日の合計)

今日は、すごいニュースです。

【原発稼働ゼロ 勝利506日目】2014-12-09
(2012 年5月6日~6月30日までの56日と、2013 年9月16日~2014 年12月9日までの449日の合計)

今日は、すごいニュースです。
白石草さんが、「ウクライナ国家報告書」より詳しい『チェルノブイリ事故の健康影響』をゲット。山下俊一さんも関与しているという。
こうして、真実が暴かる。
---------白石草山のFBを転載(写真も)---------------------------------------
幻の報告書『チェルノブイリ事故の健康影響』ようやくゲット!

この報告書は、ウクライナ放射線医学研究センターと長崎大学の協力のもと、2011年8月に刊行されたもの。チェルノブイリ原発事故による様々な健康影響について、ウクライナ国家報告書より、さらに詳細に報告しています。

そして驚くなかれ、共著者には、山下俊一教授の名前が…。

ウクライナ放射線医学センターから長崎大に300冊寄贈したはずなのですが、長崎大学は「もう一冊もない」の一点張り。さらに、不可思議なことに、国会図書館にも収蔵されていません。

とにかく、神隠しにあっていた幻の報告書を執念で入手しました。
山下先生が関与してるのだから、この内容を、原子力ムラも国も福島県も、否定できないはず。
さあ、どうやって効果的に使う?
--------ここまで--------------------------------------

白石草さんが、「ウクライナ国家報告書」より詳しい『チェルノブイリ事故の健康影響』をゲット。山下俊一さんも関与しているという。
こうして、真実が暴かれる。

---------白石草さんのFBを転載(写真も)---------------------------------------
幻の報告書『チェルノブイリ事故の健康影響』ようやくゲット!

この報告書は、ウクライナ放射線医学研究センターと長崎大学の協力のもと、2011年8月に刊行されたもの。チェルノブイリ原発事故による様々な健康影響について、ウクライナ国家報告書より、さらに詳細に報告しています。

そして驚くなかれ、共著者には、山下俊一教授の名前が…。

ウクライナ放射線医学センターから長崎大に300冊寄贈したはずなのですが、長崎大学は「もう一冊もない」の一点張り。さらに、不可思議なことに、国会図書館にも収蔵されていません。

とにかく、神隠しにあっていた幻の報告書を執念で入手しました。
山下先生が関与してるのだから、この内容を、原子力ムラも国も福島県も、否定できないはず。
さあ、どうやって効果的に使う?
--------ここまで--------------------------------------

 【原発稼働ゼロ 勝利505日】2014-12-08

12/8は、505回目の小さな勝利。
ちゃんとその日に書くつもりなのですが、PCを落とす前に書こうと思っていると、なぜか「それより早く寝よう」気分になって、死んだように寝てしまいます。子供のように、健康です。


ところで、12月8日は真珠湾の攻撃の日ですが、1995年にもんじゅが事故を起こして止まった日です。それ以来動いていません。
wikipediaより
「1995年に冷却材であるナトリウム漏洩による火災事故を起こした。その後、運転再開のための本体工事が2007年に完了し、2010年5月6日に2年後の本格運転を目指して運転を再開した。しかし、2010年8月の炉内中継装置落下事故により再び稼働ができなくなった。2012年に再稼働する予定[4]であったが、2012年夏時点は未定である。」
もんじゅ事件の動画の含まれるページ:


http://globalvoicesonline.org/…/japan-videotape-from-1995-…/

【原発稼働ゼロ 勝利504日】2014-12-7

(2012 年5月6日~6月30日までの56日と、2013 年9月16日~2014 年12月7日までの447日の合計)
12/7は、504回目の勝利。でも、だんだんきな臭くなってきている。なんだか、Aの付く人の気持ちがわからない。地方の知事に圧力を以前にましてかけているようだ。ガンバ! 九州!!!
まず、垣根を低くして、住む人の気配を外からも伺える工夫をした。低い生垣に、こんなお茶目な人形が顔を出していた。太陽光パネルを載せている家もいくつもあった。

写真は、またドイツです。私の友人のお連れ合いの友達が村長の村。高齢化した村を元気にしようと、様々な行政を行っている。
垣根を低くして、住む人の気配を外からも伺える工夫をした

低い生垣に、こんなお茶目な人形が顔を出していた


太陽光パネルを載せている家もいくつもあった

【原発稼働ゼロ 勝利503日】2014-12-6



昨日はここまで書いて、睡魔に襲わた。今朝は、肩が痛くて値目が覚めた。ちょこっと畑仕事しただけなのに。


【原発稼働ゼロ 勝利914日目改め、502日目】12月05日


マッシュポテトとご飯の中にひき肉が入っている大きな団子

【原発稼働ゼロ 勝利913日目】2014-12-04

12/04小さな勝利がまた積み重なった。913回目。
ところが、昨日、テント裁判で、騙し討的結審が言い渡さた。
ここに、本日発表さたテント広場からの報告を全文掲載する。
-------------------------------------------------------------------------------

 12月3日、東京地裁大法廷にて、テント裁判第9回口頭弁論が行われた。今回の口頭弁論では、前回法廷で、当事者参加を申し立てた43名のうち、福島の女性たちをはじめとする6名が法廷内に入り、福島県双葉町で3・11事故に遭遇し、現在も都内に避難している亀屋幸子さんの感動的な陳述が15分にわたって行われた。法廷をうめる多くの人々が涙ながらに聞き入った。
請求却下直後に弁護士が「忌避」を申し立てたが無視した。傍聴席の多くが何が起きたのか理解できなかったが、これが昨年3月以来続いてきたテント裁判の「結審」だった。


 ところがその直後に、村上正敏裁判長(民事37部)は、「合議のため、5分間休憩します」といい、3名の裁判官は合議室に消えた。そしてこの「休廷」ののち、裁判長は、弁護士の証拠・証人調べ請求を却下、続いて間髪を入れず「今回の法廷で弁論は終わります」とつぶやき、閉廷を宣言することもなくそそくさと姿を消した。一瞬の出来事だった。
 弁護士らは、直ちに裁判部に抗議したが、村上裁判長は姿を見せず、一切の要請・確認にも応じなかった。裁判長の「審議終了」発言の前に、われわれは「忌避」を申し立てた。裁判は止まっているはずだ、という抗議にも一切回答しなかった。シナリオ通りに法廷は進行した。先日の進行協議で裁判所は、次回第10回口頭弁論の期日を来年2月26日と指定した。また今回法廷では前記・亀屋さんの陳述を認めるなど、被告とその代理人側の意向に応えるかのようなポーズをとりながら、だまし討ち的に「結審」を強行したのだ。
 われわれは、怒りをもって村上裁判長の無謀な訴訟指揮を弾劾する。これは、国・経産省の意に沿った、鹿児島・川内原発再稼働情勢の切迫と一体となった暴挙である。福島原発事故は終わったどころか、始まったばかりだ。廃炉への道のりは少なくとも数十年といわれている。にもかかわらず原発の再稼働・輸出などにひた走る安倍政権の血迷った暴走は、まさしく亡国の道である。われわれは許すことも、諦めることもできない。引き続き、脱原発の砦・テントを守り抜き、原発をなくし、再稼働を阻止するために全力をあげる決意である。
 2012年12月4日       経産省前テントひろば
---------------------------------------------------------------------------------------------
写真は、第1回公判で、裁判所に入る被告と弁護団と、支援者たち。
 

【原発稼働ゼロ 勝利912日目】2014-12-03


12/3 912回目の勝利宣言。
以下、被曝の影響です。

福島のシジミチョウの研究は、確か「福島 生き物の記録」にも出ていましたが、スイスでの大反響は、よくわかる。
福島のシジミチョウを採取して、沖縄で育てたそうだ。この蝶は、1ヶ月から1ヶ月半くらいでどんどん世代交代するそうで、内部被曝の影響を調べるため、「カタバミ」を福島から1日に3、4回(?1ヶ月かな?)沖縄に送ってもらったりしたそうだ。対称の蝶には
山口のカタバミを与えたといいます。
確実に被曝の影響がみられるとのこと。どうしても、原発止めなきゃですね。
ちょっと読みにくいHPデザインですけど、我慢して読み始めれば、内容に引き込まれて最後まで読んじゃいます。
http://www.swissinfo.ch/…/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA…/41148962


【原発稼働ゼロ 勝利911日目】2014-12-02

911回目の勝利は、12/2、昨日です。
昨日は、選挙の公示日で、落ち着かなくなりました。「とりあえず、自民以外」が動画サイトで人気を博しています。「とりあえず」というより……と言いたい。
戦争は、回避できます。武力でなく!!! 日本は攻めないからと友好的だった国が、10年前のイラク派兵で消えました。きっちり9条を守るとなれば、また変わるでしょう。
それと、普通の人、あなたが捕まるかもしない秘密保護法も、恐怖の元です。これもなんとかしましょう。
写真は、ドイツのシェーナウの市民電力会社の初代理事長スラーデックさんご夫妻にいただいたメッセージ。これでドイツのエネルギーの旅は終わりにしようと思います。

------------------------------------
スラーデックご夫妻からのメッセージ (翻訳柴勵子さん)

Ich wünsche allen japanischen Anti-Atom-Aktivisten viel Kraft
und Energie im Kampf gegen Atomkraft und für die Erneuerbaren
Energie.
Ursula Sladeck
Schönau, 19.8.2014
日本の反核、そして再生可能エネルギーのために活動するすべての方々が
その闘いの中にあって、多くの力とエネルギーが与えられますように願って
おります。
ウルズラ スラーデック
2014年8月19日 シェーナウにて

Von Herzen alles Gute für Sie - und viel Erfolg bei Ihrer Arbeit für
eine gemeinsame gute Zukunft.
M(ichael) S(ladeck)

共通のよき未来のためのあなたのお働きが成果をもたらしますよう、心から
声援を送ります。
M S (ミヒャエル スラーデック)
 -----------------------------

【原発稼働ゼロ 勝利910日目】2014-12-01


今日は121日 910回目の勝利。いま日本のどこの原子炉も動いていない。
あれーもしかして、研究機関とかのはどうなのかな?言い変えよう、いま日本の営業原子力発電所は、止まってから909日経った。
今日の新聞の一面に、「海洋汚染 収束せず」という見出しが踊った。新聞社の独自調査だという。
「コントロールさている」なんて、当時から信じる日本人はいなかったけど、こうなってもまだしらを切る東電には、哀れみさえ感じる。



写真は、再びシェーナウの市民電力会社の玄関。小原さんのFB友達が差し上げた脱原発手ぬぐいが、額装されて飾ってあった。